ウズベキスタン最高すぎた

以前、こちらでウズベキスタンへの旅行を予定していると書かせてもらいましたが昨日この旅がfinishしました。まだ感動の余韻に浸っていますが、この感動を忘れないうち、記録の意味もこめて残しておきたいと思います。

まず旅程ですが、タシュケント→ブハラ→サマルカンドという順番で回りました。本当は、ヒヴァ、なんならトルクメニスタンの地獄の門にも足を運びたかったのですが、ゴールデンウィークという短い休みだったので、ナクナク😔、3つの都市に絞りました。ウズベキスタンは典型的な大陸性気候で、夏は暑く、冬は寒い。通年で見ても降水量は少なくとても乾燥しています。(リップクリームは必須アイテム)4~6月、9~10月が気温的にベストシーズンとされているので、私たちはこのシーズンを選びました。5日間、ウズベキスタンにいたのですがすべて快晴。そして暑かった。毎日30℃を超えていましたね。現地人に聞くと、今年はいつもより早く暑さが来ているとのことでした。結構歩きますし(平均15000歩くらい)一日観光終わるたびにバタンキューでした。
楽しみにしていたブルーのモスクやマドラサ、ゴールドの内装は写真で見る以上に、想像以上に美しかった。写真を何枚とっても足りない感じ。わたしの前世はアラビア系だったのでは?と思うくらいアラビア系の建物をみるとキュンとしてしまいます。細かい模様と青色がたまらない。写真はこちらにあげているので是非みていってください。


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📷Uzbekistan1
📷Uzbekistan2

ここからはトピックごとにお話ししていきたいと思います。

【観光】2018年を境にとても旅行がしやすくなった
*観光ビザが不要に
2018年までは通貨やカメラ、携帯電話なども入国時に税関申告が必要だったようです。通貨に関しては、いくら持ち込んで、いくら持ち出すのかまで書かなければならなかったよう。めちゃめんどくちゃい。今回の旅行では何も求められませんでした。楽ちんでした。

*地下鉄の撮影が可能に
地下鉄は核シェルターにもなっていたようで、軍事的な理由から2018年までは写真を撮ることができなかったようです。もし撮った場合は、違法で捕まっていたよう。地下鉄は少し暗いですが、伝統的なアートや彫刻が施されており、美しく思わず写真を撮ってしまいたくなるので、その法律が撤回されてよかったです。笑

【交通機関】運賃安すぎワロタ
*タクシー
大体タクシーは市内であればどこへ行くにも、15000~30000スム(180円~360円)くらい。30000スム以上は要求されませんでしたね。海外のタクシーはぼられるイメージがありますが、あまり横行しているような感じはなさそうでした。というのもYandex Goという(Uberのような配車する)アプリがあって、そこで配車するときに事前に値段を確認することができます。このアプリは、電話番号を要求されるので、日本で登録をしていく必要があります。ウズベキスタンへの旅行を考えられている方はぜひ登録してから行ってください。私達はそんなのつゆ知らず登録していかなかったので、配車手配としては使えませんでしたが、適正価格を調べることはできましたので、安心してタクシーに乗ることができました。


*地下鉄
どこまで乗っても1400スム(20円くらい)。チケット販売のおばちゃんがいるので、その人に1400スムを渡すと、QRコードが印刷されたレシートのような紙をもらいます。それを改札機に入る時だけかざすので、みんな入場した後はそのチケットを捨てていました。荷物検査の人が一応いたんですが、一回も荷物検査されなかった…。私なかなか大きいリュックしょってたのに一回もチェックされないってことは、誰もチェックしてないと思う…笑 あれでお給料貰っているのかな、いいな。

【お酒】イスラム教の国だけどビールが大好きなウズベク人
イスラム教の国ですが、珍しく堂々とビールを飲めます。もちろんお酒を飲まないムスリムもいますが、お酒(特にビールが)大好きなムスリムもいるようです。ウズベキスタンビールとして、よく見かけたのが、SarbastとPulsar。

両方とも美味しかった。ホワイトエールのような爽やかさがありつつ、そこまでライトではない。私はアサヒスーパードゥラァアアイとベルジャンビールのヒューガルデンが好きなのですが、同じ嗜好を持った方なら絶対気に入るはず。お店で『Sarbast』と銘柄を伝えてオーダーすると、『分かってるねぇ』と言わんばかりの満面の笑顔でGreatといってくれました。

【ごはん】想像以上に美味しい
事前情報としてかなりネガティブな感想ばっかり聞いていたので、行く前は何も食べれなくて飢え死にしたらどうしようとか心配してましたが、どれを食べても美味しい美味しい。毎回「なんやねん!めっちゃ美味しいやん!」といっていました。ちなみに私のベスト5はこちら。

1位 サムサ(Somsa)
肉まんのような感じです。パンの中に肉と玉ねぎと少々のスパイスが入っております。ミンチの肉のサムサもあるようですが、私はぶつ切りのゴロゴロとしたお肉が入っているサムサが好きでした。地方によっても形や味が変わるようで面白かったです。


2位 ラグマン(Lagmon)
ミネストローネの中にうどんが入っているというような感じ。麺はコシがあってとても美味しいです。そして、普通のラグマンはスープの中にうどんが入っているのですが、サマルカンドでは『焼きラグマン』というものを食べました。焼きラーメンみたいなニュアンス。笑 これは完全なるナポリタンの味。でもナポリタンより麺がもちもちしていておいしいです。


3位 シャシリク(Shashlik)
串焼きですね。ビーフとラムが一般的です。串の並び順的には赤身肉・脂肪・赤身肉・脂肪・赤身肉という構成になっています。そしてこのシャシリクはお酢をかけた玉ねぎスライスと食べるとより美味しいです。


4位 プロフ(Prov)
ひたひたになるくらいの油でご飯を炒めたピラフのようなもの。結構胃もたれするので1回しか食べませんでしたが、味はとっても美味しかったです。でもYoutubeをみてると味薄くて微妙とか味がしっかりついていて美味しいとか賛否両論。お店によって、美味しさの振れ幅があるのだと予想します。


5位 マンティ(Manti)
水餃子のようなものです。中は肉だったり、ほうれそうだったり、ジャガイモだったり。いろんな種類があります。私は肉が一番好きです笑

【お金】スムとドルの同時持ちが賢い
日本の空港ではスムに換金できません。ウズベキスタンでも日本円からスムに変えられる場所は噂によると空港の1か所のみ。なのでドルを持っていく必要があります。モロッコもそうでしたが、ポピュラーではない街に行く際は、いったんドル or ユーロ替えが鉄則ですね。最近は学生時代のようなギリギリ攻めの換金はしておらず、ドルとユーロは資産運用とは別に、常に数万円分持つようになりました。ドル、ユーロを持ち歩いて、足りなくなったら換金をしています。心に余裕ができました。🤣

そして、もう一つ大事なこと。あまりドルからスムに変える必要がないかもしれません。スムを使うのは交通費とご飯代くらいです。交通費は上でも書いたようにめちゃくちゃ安い。ご飯も場所によりますが普通のレストランなら15000スム(約180円)くらい。高級料理店でおなか一杯食べてビールをのんでも500000スム(約5000円)くらい。安い。そしてお土産はほとんどドルで買うことができます。スムは余ったらウズベキスタンでしか使えませんが、ドルならどこでも換金できるし使えます。スムへの換金は最小限にして足りなくなったら都度ドルからスムに変えるというのがよさそうです。

【治安】全く危険を感じなかった
治安はとてもいいと感じました。現地の人ににガイドしてもらう機会があったのですが、荷物をベンチにおいてどっかにいってしまうくらい、現地の人もスリ・窃盗にそこまで神経質にはなっていないようでした。物乞いをしている子供も1人しか見なかったな。それから押し売りもほとんどなく、ふっかけもあまりもなかったように感じます。値段を聞いて『じゃあ買わない』といっても『~ドルならどう?』みたいな会話はありませんでした。
ただ、夜道は街灯がないところが多く、暗くて少し怖いです。特に何もありませんでしたが、タクシーが安いので目的地の近くまで(明るい場所まで)は車に乗っていく方がよさそうです。

【ウズベク人】おおらかで優しい
日本人はあまりウズベキスタンに親しみを持っている人が多くないかもしれませんが、多くのウズベク人は日本に親しみや敬意を持っているように感じました。日本語を話せる人が多く、感覚的には英語を話せる人より、日本語を話せる人のほうが多くいたような気がします。また、積極的に気さくに話しかけてくれます。この旅で10人以上に話しかけられ、会話をしたり、写真を一緒に撮ったりして楽しみました。

また、控え目なところが少し日本人に性格が似ている気がしました。上でも少し述べましたが、あまり押し売りはしてこなかったですし、チップを渡しても断られる場面が何度かありました。レストランでパーカーを羽織ったら冷房きつい?温度上げようか?と言ってくれたり、そういうところに気づくところ、思いやりがあるところがとても素敵だと思いました。

景色、料理、人、どれをとっても素敵な国でした。
日本からウズベキスタンへの旅行がもっとポピュラーになってほしいなあとおもいます。旅行の詳細の話はまた別の機会に!質問等あればContactから問い合わせください◎

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